MUSYOKUTOUMEI

ライフ・デザイン・アクチュアリーのアナザーブログ

カテゴリ: 音楽

先週は長女と次女の音楽(ピアノ)の発表会がありました。

長女は1年前から個人の先生のところに通い始め、今回初めてソロ演奏での発表会に臨みました。会場はアイフォニックホール。先日、動物たちによるクラシックコンサートがあったいたみホールに隣接する、音楽専用のホールです。
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今日の話とは直接関係ないですが、伊丹は文化施設がけっこう充実してます。いたみホーム、アイフォニックホールのほかに、演劇用のアイホールもありますし(行ったことないけど)、科学館(プラネタリウム)、図書館「ことば蔵」(昨年、ライブラリー・オブ・ザ・イヤー大賞を受賞)、昆虫館、美術館などもあります。博物館だけはしょぼいですけどね…。

長女が弾いたのは「チャルダッシュ・ラプソディー」という結構難しい曲で、初めて1回も詰まらずに弾けたのが発表会の1週間ほど前。本番ではちょっと詰まったところもありましたが、最後まで無事弾ききりました。
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本人曰く、弾いてるときはそんなに緊張しなかったそうです。

まー、もう僕のレベル(一応1年間だけピアノ習ってました)は完全に超えましたね。こうやって親のできないことが1つずつできるようになっていくというのは嬉しいことです。

次女は、去年まで長女も通っていたヤマハ音楽教室の発表会に出演。こちらは尼崎のアルカイックホールというところで行われました。
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長女の発表会とは違ってグループでの合奏、しかも伴奏のカラオケが盛大なので、実際弾いてる音がどれなのか正直よく判別できません(^^;

まぁでも体を揺らしながら楽しそうに弾いたり歌ったりしている姿を見ることができてよかったです。
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ていうか、来てなかったら後々まで恨まれそうな感じでした(^^;

少なくとも来年はまた2人とも発表会に出ることになると思うので、成長する姿を楽しみにしたいと思います。

乳幼児大歓迎のコンサート「音楽の絵本」に行ってきました。
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演奏するのはすべて動物。0歳からOKのコンサートで、多少子どもが騒いだり泣いたりしてもあまり気を使う必要はありません(実際、演奏中も常にざわついていました)。

出演動物もサービス精神旺盛で、開場の前に並んでいるところに現れてファンファーレを演奏してくれました。
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ちなみに出演した動物たちは以下のとおりです。
<ズーラシアンブラス>
インドライオン(トランペット)
ドゥクラングール(トランペット)
マレーバク(ホルン)
スマトラトラ(トロンボーン)
ホッキョクグマ(チューバ)
オカピ(指揮)

<特別出演>
ホワイトライオン(トランペット)
バッファロー(トランペット)

<弦(つる)うさぎ4姉妹>
長女 メグ(ヴァイオリン)
次女 ジョー(チェロ)
三女 ベス(ビオラ)
四女 エイミー(ヴァイオリン)

演奏が始まって3曲目くらいに弦うさぎによる弦楽四重奏「ジュ・トゥ・ヴ」が流れると、長男は心地よい眠りの世界に吸い込まれていきました(^^;
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「ジュ・トゥ・ヴ」って曲名はそれほど有名ではないですが(僕も初めて知った)、曲自体は多分、だれでもどこかでは聞いたことがあるんじゃないかと思います。


ゆったりとしたワルツの曲ですが、曲名のジュ・トゥ・ヴはフランス語の”Je te veux”。英語でいうと"I want you"、実は歌詞もあって結構情熱的な歌みたいですね。

ぐっすり昼寝に入った長男は、プログラムも終盤に差しかかった「ブラームスの子守歌」が始まったころに目を覚まし、その後もわりとおとなしく見ててくれました。一方の次女は終始ノリノリで楽しんでましたね^^

クラシックや動揺の演奏だけでなく、スマトラトラによるトロンボーンの
  • 六甲おろし
  • 正露丸のテーマ
  • 大相撲の呼び出し
なんかもあったりして、大人も大いに楽しめる内容でした。

演奏終了後はチューバのホッキョクグマさんと記念撮影。
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しかし六甲おろしを自在に演奏し、個性的な演奏動物の中でもひときわサービス精神旺盛なあのスマトラトラは、天王寺動物園(大阪市)か王子動物園(神戸市)の出身に違いありません。

長女が通っているヤマハ音楽教室のスプリングコンサートがあったので、家族そろって見に行ってきました。

今年の会場は阪神尼崎駅直結のアルカイックホール。
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ちなみにアルカイックとは「古風で素朴なさま」という意味だそうです。

<使用例>
「このホールいつ建てられたんだろうね。照明は暗いし、壁はひび割れてるし、トイレは全部和式だし、とってもアルカイックだよね。」

…失礼しました。
(当のホールは音響家が選ぶ優良ホール100選にも選ばれている立派なホールでしたよ。念のため)


発表会のステージで演奏するのは今年で3回目ですが、4月からは個人の先生のところに通うことになったので、ヤマハの発表会は今回が最後です。

「コミカルトレイン」という曲を教室のみんなと一緒に弾く長女。ステージが遠すぎて最初は見分けがつきませんでした( ;∀;)

後列の向かって右から2番目がうちの娘です。
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ビデオカメラでズームイン!
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ちゃんと間違わずに撮れててよかったです(^^)

この発表会は、幼児科のクラスの子たちがステージデビューする場でもあります。
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長女も2年前はこんな感じでしたね~。

長女に続いてこの5月からは次女も通う予定になっているので、来年か再来年にはステージに立って歌う姿が見られそうです。


この発表会、年に1回大きなホールで演奏する機会を設けてくれるのはとてもいいのですが、カラオケの伴奏が充実しすぎて当人たちが弾いている音がどこまでなのかがよくわからないのが難点です。

しかし今回は、発表会直前の教室での通し練習の場に居合わせることができたので、娘のすぐ横で指使いを見ながら実際演奏している音を聞くことができました。
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僕も小学生6年生のとき1年だけピアノを習っていて、そのあともたまに自分で楽譜を買ってきて弾いていたこともありましたが、そろそろ追い越されつつある感じです。

ますます腕を磨いてかあちゃんも追い越して、いつかソロで発表会のステージに立つ姿を見せてね!

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10日は祖父母の十七回忌でした。本当は祖母は1年早いのですが、またみんなに集まってもらうのも大変ということで、まとめてやることになりました。

お坊さんのお経も二人分。長かった…

お経は歌

妻の家は日蓮宗。
お経は「なんみょーほーれんげーきょーなんみょーほーれんげーきょー…」と平板なアクセントで唱えます。「お経のような」というと抑揚のないイメージですが、そのイメージどおりです。

一方僕の家は浄土真宗。
お坊さんがお経ライブ(テノール独唱)を高らかに歌い上げます。っていうと言い過ぎかもしれませんが、明確にメロディーがついているところもあり、集まった7人のちびっこたちも最初の5分くらいはじっと聞いていました。

楽譜にかけるんじゃないかと思ったら、ありましたよ楽譜。

「楽譜の部屋」 http://homepage3.nifty.com/jymid/gakufu/index_score.htm

サビはこんな感じ。

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浄土真宗ではお経は歌です。先代の住職もいい声してましたが、あと継いだ息子もそれに劣らずよく響く声です。
住職になるにはボイストレーニングが欠かせません。

お経は数

”南無阿弥陀仏”以外のお経の歌詞は、意味はもちろん、何を言っているのかもさっぱりですが、ときおり聞いたことのある言葉が出てきます。

恒河沙
阿僧祇
那由他
不可思議
無量

これ全部数の単位です。

10^0 一
10^4 万
10^8 億
10^12 兆

10^52 恒河沙(ごうがしゃ)
10^56 阿僧祇(あそうぎ)
10^60 那由他(なゆた)
10^64 不可思議(ふかしぎ)
10^68 無量大数(むりょうたいすう)

まあ実際に使うことはないですね。観測可能な宇宙の広さがだいたい10^26m先までですから、それよりはるかに大きい数です。

Wikipediaによると、恒河沙は「ガンジス川にある無数の砂」、阿僧祇は「数えることができない」、那由他は「極めて大きな数量」、不可思議は「思いはかることもできず、言語でも表現できないこと」を意味するそうです。

仏教では、想像を超えた大きな数量を表すため、いろんな表現を使ってるんですね。

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